中国日系企業における金型シュミレーション術(金型メーカー向け)-PART1

中国でのCAEをとりまく環境も、この10年で大きく変わった。統合型成形解析システムJSTAMPは当初、自動車業界を中心に大手部品・金型メーカで導入が始まった。
その後、高性能で安価なPCの普及を背景に、ソフトウエア導入コストが下がったことにより、現在は大手企業のみならず、試作・小規模金型メーカまで導入が進んでいる。

また、業種についても電気・住器関連まで、幅広く利用されるようになっている。

一方、金型メーカにおいては内的・外的な要因から、CAEを導入・活用して行く気運が高まって来ている。

主な内的要因としては、ベテランのプレス技術者の不足が挙げられる。

また、外的要因としては、カスタマーからのQ(Quality:品質)・C(Cost:価格)・D(Delivery:納期)の厳しい要請への対応が挙げられる。

その要請の背景には、社内でのCAD/CAMと連携したCAEの活用が実用段階になって来ている、と言う成功体験がある。

主な効果としては、プレス成形性不具合を事前に予測することによって、玉成時のロスを削減出来る様になって来ている。

その結果として金型メーカには、CAEを活用して要請に応えることが、期待されている。

ここでは、金型メーカにおけるJSTAMP/NV の活用事例を紹介する。主な紹介内容は、CAE導入の背景・運用体制、並びにわれ・しわ(予測&対策)(図1)とトリムライン展開におけるCAE活用状況である。

(図1)自動車関連部品:われ・しわCAE

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