中国日系企業における金型シュミレーション術(金型メーカー向け)-PART2

■ 薄板部品の金型メーカの活用状況
神奈川県にある中堅金型メーカA社では、昨今の厳しいカスタマーからのQ・C・D要請に対応するために、'03年よりJSTAMP/NVを導入して活用を開始した。主に、板厚が1mm以下のボディ薄板部品の量産金型製作に適用している。


導入の背景と運用体制
導入のきっかけは、7〜8年前の海外の金型引き合い時に、解析の実施が受注条件になっていたことだった。そして今や、国内の引き合いに関しても、解析の実施が受注条件になりつつある。

CAEは主に、図2の様なDRAW金型のわれ・しわに適用しており、スプリングバックは負荷オーバー・計算時間の兼ね合いで、親会社へ必要都度に解析を依頼している。


(図2) DRAW金型:われ・しわCAE

操作は3D-CAM出身の4名で、平均8部品/月についてCAM/CAEの総ての業務を行なっている。システムの立ち上げは、(株)JSOLでの教育後に2〜3ヶ月で殆ど問題なく本格稼働へ移れた。また、導入当時のUNIX系に較べて最近のPC系では、システム自体・GUIなどが改善されているので、使いやすさが大幅に向上している。

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