【記事】 2011年度中国語流行語ランキング 一位は「HOLD住」

2011年12月20日、中国インターネット百科事典サイト、互動百科が2011年度のインターネット流行語ランキングを発表した。ランキングは同サイトの項目閲覧量などを元に選出されている。

第1位に選ばれたのは「HOLD住」、元は香港、広東などで利用されている英語と中国語が混ざった表現で、目の前の状況に対処する、コントロールする、というような意味。今年バラエティー番組を通して流行した。

第2位は「乔布斯(ジョブズ)」、第3位は「高鉄(高速鉄道の略)」、第4位は「地溝油(下水油)」、第5位「校車(スクールバス)」となった。

第6位は「郭美美」、これは、中国赤十字社長を名乗ってネット上で生活自慢をしていた人物のブログネームである。なお、中国赤十字は関連を否定している。第7位は中国2011年を代表する単語にも選ばれた「傷不起(傷を負って耐えられない)」。第8位は「PM2.5」、環境用語で、北京の大気汚染が深刻化したことに関連して流行。第9位は「謡塩(ヨウ素添加塩デマ)」、日本で原発事故が発生した際、中国でヨウ素添加塩に放射能除去能力があるとのデマが流れた。第10位は「占領華爾街(ウォール街占拠デモ)」であった。

【記事】チャイナプレス