2008年に四川大地震が起きた中国四川省成都市の民間研究所「成都高新減災研究所」が、日本の緊急地震速報のように地震の揺れの到達を事前に知らせるシステムを開発した。
中国メディアによると、震源地から50キロ以内の範囲では10秒前に、90〜100キロ以内では20秒前に揺れが来ることを知らせることが可能という。
同研究所は「日本の緊急地震速報より誤報は少ない」と説明している。
中国政府は20年までに地震の警報システムを整備する計画。同研究所のシステムは現段階で政府に採用されていないが、昨年大地震が起きたハイチで実用化されることが決まっているという。
【記事】北京共同