【記事】中国初の男女平等促進条例=深セン市で審議開始

中国の代表的な経済特区である深セン市(広東省)の人民代表大会(議会)常務委員会は31日までに、性別平等促進条例案の審議を開始した。地元各紙によると、男女平等を主な目的とする制度の導入は同国で初めて。女性労働者の待遇改善が狙いで、同様の条例制定の動きが今後、他の地方にも広がるとみられる。
 条例案は(1)現在男性より5歳早い女性の退職年齢を男性と同年齢に引き上げてよい(2)満3歳以下の子供がいる男性に年5日間の育児休暇を認める(3)セクハラや家庭内暴力に対処する体制を整備する−などと規定。ただし、(1)は公務員には適用されない。

【記事】時事ドットコム