Vol.30 20%(肉に続き卵が第二位にランクイン)

「中国商務部」より全国卵小売価格が昨日発表されました。統計期間は、8月22日〜28日までの中国全土における、卵の小売価格であり今回気になるのは、数か月間の間で上昇傾向へと進み現在最高記録を更新した事です。その理由には様々な要因があるようです。

統計データによると、全国卵の小売価格は先週より1%を上昇し、上昇幅は0.2%拡大をしました。

今年は局地的に猛暑が続き卵の生産量が通常の時期よりも少ないことから、卵の価格が上昇したとの見方もあります。

専門家のお話によると、最近卵の価格は高値で維持しており、鳥の飼育と豚の飼育は大抵同じで、雛は生まれてから親鳥となり、産卵をするまでおよそ450日がかかります。

今年4月末時点では、中国全土における、卵の小売価格は、最低9.01元/キロを維持していましたが、5月より卵小売価格が更に上昇し始めて、3ヶ月の期間で11元以上となり上昇幅は20%を達したが、6月下旬には下向傾向へとむかっていました。

だが、その後も上昇傾向が続いていき、8月12日には10元/1キロになり8月末には最高記録を更新されて、10.21元/キロとなりました。

一方、豚肉の価格も前週から0.4%上昇し、26.32元/キロに達した後に、豚肉の価格は比較的安定傾向をたどっています。

中国全土の卵小売価格でも、特に海南の卵小売価格は最高13.42元/キロとなり、続いて黒龍江吉林山東三省の卵小売価格は他の省と比較しても上昇幅が高く三省では10元/キロ以上と高値の取引をしています。一方、最低卵小売価格は遼寧省で9.6元/キロとなっています。

「中国商務部」の調査によると、7月に発表された食品価格上昇率では、肉に続き卵が第二位にランクインされています。

豚肉は20元/キロに40元/キロを上昇しました。価格変動率が激しいことにより、豚肉を購入する消費者が減少しました。

なぜ今年に入って卵小売価格が上昇したのか?主な原因として、食品価格全体の上昇が連鎖をし、その中でも食材の組み合わせとして、豚肉と卵の炒め物が比較的に多く、豚肉の市場価格が上昇したことにより、消費者側は豚肉を少しだけ買って比較的に安い卵を多くに購入したことにより卵を利用する消費者が増大したことにより市場価格が高騰しました。

2011年9月2日 騰訊

掲載先:http://www.bluenet.com.cn/jp/sudoku_30.aspx