Vol.32 80%(女性は、仕事を離れ“専業主婦”が増加)

公務員住宅に住んでいる25歳〜40歳代の女性は職位を離れて“専業主婦”になる人は増えてきているのが現状です。

調査によると、“専業主婦”のほとんどは子供の「出産・育成」を選択することになりました。今年の新学期(中国の学校では9月が新学期です)では、多くの主婦が職場を離れ専業主婦になることを選択しました。

理由は家事がメインで特に子供の世話をする祖父母がおらず、保育所へ預ける費用も高い事と子供の安全リスクを考えると自宅にて子供の面倒を見て健やかに成長するよう多くの時間を子供と一緒に過ごしたいという母が増えてきているようです。

専門家の話によると、女性は専業主婦をしばらく続けていく事は問題ないが、永続的に専業主婦をすることは生涯においてよくないという話もあります。

WEBサイトで“専業主婦”について調査行った結果、北京・上海・広州・シンセンなど都市部家庭での専業主婦割合は全体の21%に達し、毎年30%の伸び率となってきているようです。専業主婦の学歴に関しては、87%が本科(大学)卒業・6%は大学院を卒業となりそうです。

①専業主婦の陳さんは、現在娘を預けている幼稚園ではほとんどが専業主婦で、働いているお母さんは3人しかいないそうです。また陳さんの家計支出は以前より少なくなったそうです。

②以前外資系企業の秘書だった孟さんは離職前の月収は約4500元でした。2006年に母となり、産休後また職場復帰をしました。しかし、近年の物価高騰により、就業を続けて給与を支給されても、勤務時の家政婦雇用や子供の教育費の支出が増加した結果、仕事を辞めて専業主婦になることを決めました。

シンセン大学社会学系の教授易さんは、会社を退職し専業主婦を選択した主婦よりアンケートをとった結果“家庭が円満なら女性として成功”と考えている女性は86%となりました。

地鐵早8点 2011年9月21日

掲載先:http://www.bluenet.com.cn/jp/sudoku_32.aspx