Vol.35 6割(都会、約6割のホワイトカラーは過労)

最近、中国医師医療協会・中国院協会などの機構は「2010年中国城市ホワイトカラー健康白皮書」連合発表をした。76%のホホワイトカラーは亜健康(病気と健康の中間を示す健康状態のこと)の状態になっています。北京・上海などの大都市に、過労状態のホワイトカラーは6割近くとなります。発展途上国という経験により、一人当たりのGDPは1万元から2万元台の労働者は“一番疲れた”と感じています。なぜ、ホワイトカラーが重荷を背負わされるのでしょうか?どうのように“集団亜健康”から抜け出せるのでしょうか。

大都会のホワイトカラーの“集団亜健康”の状況はどうなりますでしょうか

残業はワーカさんしかをしないとわれわれが以前から偏見を持っています。近年の調査により、ホワイトカラーは(企業構造、市場開発及びメディアなど)は残業することは当たり前という認識です。多くのホワイトカラーは農村から都会の立脚地を獲得するため一生懸命仕事をしており、屋外の天気もわからず働き続けているそうです。外見も立派ですがほんとうの辛さは自分自身しかわかりません。ある報告により、中国人の健康は中国の経済発展に比べて見劣りしており、2001年から2008年の間に、中国人口一人当たりの寿命を5歳伸ばしましたが、ブラジル・エジプト・インドに比べて寿命伸び率は低いです。

広東省公共行政・人材人事科学研究所所長陳さん)

近年、中国経済の急成長につれて、ほとんどのホワイトカラーは“集団亜健康”の状態をなってしまいます。PWC(普華永道)の社員(大学院卒女性)が過労死について、その事件は皆の深刻な話題となりました。いま、みんなは“残業中”“残業ing”“残業してる”との文書がQQ(中国で流行のチャット)や微博(中国版Twtter)とかにちゃんと書いています。睡眠の質が低く、いつも眠れなく・食欲がない・頚椎痛・手足がだるい、顔色はよくない……それは“亜健康”の表現です。

広東省社科院経済研究所管理学博士郭さん)

中国の業務稼働率は日本の次、全世界2番目にスピードが速い国です。企業側としては、社員にストレスを解消させることは大切だと思います。一方、社会としては、社会保障制度を更に完全化させることと思います。今現在、ほとんどのホワイトカラーでは養老保険医療保険・失業保険三つしか持っていません、それぞれ条件制限があり健康についての保険は個人が支払わなければならない。その背景で、広東省は「十二・五」期間に保険の計画で医療保険は健康保険を伸ばし、“立体的な社会保険体系”を構築して欲しいといわれて、病気になる時しか保障ではなく、予防や保健もできるようなります。

仕事・生活リズムのスピードは速いけれども、自己の健康を大切にすることは大事なことだと思います。

2011年06月11日  杭州

掲載先:http://www.bluenet.com.cn/jp/sudoku_35.aspx